Samba

更新日: 2026.02.22

概要

Linux OSと組み合わせて高性能なファイルサーバーを実現。 WindowsとLinux間でファイルやプリンタの共有が可能になります。 特にRaspberry PIのコードを書く場合、コードを共有フォルダに保存すれば PC側からコードへのアクセスが可能になりPCのEditorでコードの作製が出来とても便利です。

インストール

インストールは簡単。

sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install samba

設定の概要

SAMBAの設定は /etc/samba/smb.conf を編集して行います。 各パラメタの詳細はここ”smb.conf” を参照下さい。

全般設定[global]設定

  1. ネットワーク・識別設定
    • workgroup : ワークグループ名。Windows側の設定と合わせる
    • netbios name : サーバのコンピュータ名
    • server string : サーバの説明文
    • interfaces : 動作するインターフェース
    • bind interfaces only : 指定したネットのみに制限
  2. セキュリティと認証
    • security = user : 標準的な設定。ユーザーデータベース(smbpasswd 等)で認証
    • hosts allow = 192.168.1. 127. : IPアドレスベースの接続制限

共有フォルダ[ShareName]設定

  1. 基本アクセス制御
    • path = /path/to/dir : 共有するディレクトリの絶対パス
    • comment = Shared Folder : Windowsのエクスプローラーで表示される説明文
    • browseable = yes / no : ネットワーク一覧表示の有無
    • guest ok = yes / no : yes にすると、パスワードなしでアクセス可能
  2. 読み書き権限
    • read only = yes / no : yes -> 読み取り専用、no -> 書き込み可能。
    • valid users = user1, @group1 : アクセスを許可するユーザーやグループの限定
    • write list = user1 : 特定のユーザーにだけ書き込みを許可
  3. ファイル・フォルダ作成の権限
    • create mask = 0644 : 所有者は読み書き、その他は読み取りのみ
    • directory mask = 0755 : フォルダの中身を見れるが、書き込めるのは所有者のみ
  4. ユーザーの強制
    • create mask = 0644 : 所有者は読み書き、その他は読み取りのみ
    • directory mask = 0755 : フォルダの中身を見れるが、書き込めるのは所有者のみ

実際の設定

Raspberry PIのホームに”samba”というフォルダを作りこれを共有する例です。

共有用フォルダの製作

共有フォルダは権限に注意して作製して下さい。権限によってはそれが原因でアクセス出来ない事が生じます。 フォルダ製作後使用目的に合わせて権限を設定して下さい。

smb.confの編集

/etc/samba/smb.confの最後に下記を追加します。

smb.conf text
[raspberry_pi] comment = Share path = /home/pi/samba public = yes read only = no browsable = yes force user = pi
  • 1行目: 共有名, DeskTopから見える名前
  • 2行目: ディレクトリの説明に記述されるコメント
  • 3行目: 共有フォルダのパス。(ユーザを”pi"としてOSをインストールした場合)
  • 4行目: Yesならパスワードを要求されない。
  • 5行目: NO->Read Onlyでは無い→読み書き可能
  • 6行目: Yes→「ネットワークコンピュータ」に表示する
  • 7行目: どのユーザで接続しても指定したユーザ(pi)とみなされる。

設定完了後、$ sudo systemctl start smbd でサービスの開始。 $ sudo systemctl enable smbd でサービスの自動起動となります。

確認

UbuntuのファイルマネージャーでRaspberry PIの共有フォルダを共有出来るか確認します。

Ubuntu File Manager showing Raspberry Pi shared folder
  1. 先ずファイルマネージャーで”その他の場所”をクリック。表示された”RASPBERRYPI”をクリック。
  2. ”raspberr_pi”が表示されます。これが共有フォルダーです。これをクリック
  3. 匿名にチェックの入った画面が表示されます。
  4. Public Yesで設定しているので、そのまま、”接続する”を押します。
  5. ここが共有フォルダの中身です。確認出来ました。

最後に

ほとんどUbuntu<->Raspberry PI間での使用ですが、Raspberry PI用のコードを書く時には非常に役立っています。

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